天内珪子先生のご訃報

2018年も残すところ半月……


早いものです。第5回発表会を終え、なんだか疲れきったまま、12月になろうとした時……


天内先生のご訃報が届きました。


今日は先生のお誕生日。

毎年可愛い入浴剤を贈っていました。今年は他に夏から先生に贈るつもりで準備していた「津軽びいどろ」やねぶたグッズ、バレエのカレンダーに県民手帳……行き先が無くなってしまいました。

書ききれないいろんな感情でいっぱいになり、ご報告になるであろう、このblogも更新できないまま……。この事実を書かなければ、生徒の楽しい会話もイベントも掲載できないとわかりつつ、今までできずにいたのです。

私にとっては神様だった天内先生。


神様だったからこそ、自分の意見も言えず、先生の望んでいることを必死で取り組んできて、先生のおっしゃる言葉が最優先で、自分を殺し、生きているのが辛くって、毎日レッスンにいくのも覚悟を決めなければ行けなかった私でした。それは先生が望んでいたことではなく、自分自身でボロボロにしていたのですが………


そんな私もM's Company設立後、先生の無理難題をジョークで逃げ切る事も、その無理難題をおっしゃる先生の心情も理解できるようになり、最近は電話で文句ではなく会話として聞き入れることができるようになっていたところでした。


独立後ずーっと会報誌を送っていることもあり、M'sの生徒を孫弟子として、誉めてくれていたのです。「あれほどめんこい生徒を…。あんた、イイ気になりすぎ。説教するから東京に来なさい」「あんたの悪口、子供たちに教えたい」が電話の最後の決め文句でした。


………ご高齢だったこともあり、気にはかけていたのですが……

亡くなったとのお知らせを受けることなく、1ヶ月もあとになり、生徒から聞いたいきさつも含め、私ってそんな存在だったのかと、寂しくなりました。受け止める前に、共に歩んできたと思っていた自分自身が恥ずかしくいたたまれないのです。


雪が降る前にお墓には行って来ました……

ご冥福をお祈り申し上げます。









お見送りの言葉も残せず…

      


先生‼️ お誕生日おめでとう❤️